幻の島でウミガメと出会う!シュノーケリングの人気スポットと体験ツアーのおすすめ
目次
幻の島でウミガメとシュノーケリング!
一生の思い出をつくる体験へ
石垣島の沖合に干潮時だけ現れる白砂の島、それが通称「幻の島」。
遠浅のラグーンでアオウミガメやアカウミガメと並んで泳げるため、初心者でもハードルが低く、一生忘れられない光景を味わえます。
石垣島観光のマストスポット、幻の島の基本情報からツアーの選び方、ウミガメ遭遇率を高めるコツ、そして環境に配慮した観察マナーを紹介します♪
◆ウミガメと並び一緒に写真を撮りたい方
◆ウミガメ遭遇率の高いツアーを探している方
◆幻の島の行き方やベストシーズンを知りたい方
絶景シュノーケリングスポット
石垣島から日帰りで行ける『幻の島』とは?
幻の島(浜島)は石垣港離島ターミナルから高速ボートで約30分。
潮位が80 cm以下になる干潮時にだけ砂洲が姿を現し、満潮になると海に没するため“幻”と呼ばれます。
遠浅のターコイズブルーと真っ白な砂のコントラストは、一眼レフやスマホを問わず写真映え確実!
旅行サイトでは常に上位を占める人気スポットで、繁忙期は出発2〜3週間前でも満席になることがあります。
幻の島の場所とアクセス方法
石垣港を出航したボートは西表島方面へ航行し、約25分で幻の島周辺に到着します。
旅行会社を経由するのが安全かつ確実!
プラン料金は半日7,000〜10,000円、1日12,000〜16,000円が目安で、器材・保険・写真データ込みのパッケージが主流となっています。
なぜ“幻の島”と呼ばれるのか?
島の標高はほぼ0 m。大潮の満潮時は完全に海に沈み、干潮になると直径およそ100 mの真っ白な砂洲が出現します。
このドラマチックな景観変化が“幻”と呼ばれる所以であり、滞在できる時間が限られる希少性こそが人気を押し上げています。
太陽の角度によって表情を変えるサンドアートのような景観になることも!
幻の島で体験できること
水深1〜3 mの天然プールのような環境で、クマノミやスズメダイなどカラフルな熱帯魚と出会えます。
さらに、草藻帯が点在するため食事中のアオウミガメが浅瀬に入って来ることも♪
夕方の干潮時には夕陽が白砂を桃色に染め、フォトグラファーのシャッターチャンスとなります。
シュノーケリング
幻の島ではビーチエントリーでのシュノーケリングが王道アクティビティです。
シュノーケリングは、浅い海でマスク、スノーケル、フィンを使って水面近くを泳ぎながら海の世界を観察するアクティビティです。
ライセンスは不要で、初心者でも気軽に始めやすく、特にファミリー層に人気!
透明度が高く波も穏やかなため、初心者でも安心して海中世界を楽しめます♪
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ダイビング
ダイビングは、専門的な器材を使用して海中に潜り、サンゴ礁や魚を間近で観察するアクティビティです。
初めてでも参加できる体験ダイビングから、ライセンスを持って深海を探るファンダイビングまで様々な楽しみ方があります。
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SUP
サーフボードより大きなボードの上に立ち、一本のパドルで漕ぎながら水面を進むアクティビティです。
透明度の高い日は水面越しにサンゴやウミガメを見下ろせ、初心者は座って漕ぐSUPクルーズから始められます♪
サトウキビ畑の島影や遠くの西表島を眺めながら、ゆったりとした島時間を満喫できるのが魅力。
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幻の島周辺の
人気シュノーケリングスポット
幻の島の水中景観は方角ごとに変化します。
南側のラグーンは水深二メートル前後でテーブルサンゴが密集し、午前の光で最も色鮮やかに映えるエリアです。
北側ドロップオフは五メートル前後に落ち込む崖沿いにウミガメが回遊しやすく、ガイド同伴なら初心者でも挑戦可能!
東側は海草帯が広がり、アオウミガメが採餌のために浅瀬へ入ってくる姿を間近で観察できます。
幻の島でウミガメと出会える理由とは?
幻の島は遠浅のラグーンに広大な海草帯が広がり、若いアオウミガメにとって安全に食事を取れる“天然レストラン”になっています。
波が穏やかで視界も良いため、初心者でもウミガメを見つけやすいのが大きな魅力!
ウミガメ遭遇率が高い秘密
周囲を取り囲むリーフが大型サメなどの捕食者を寄せつけにくく、ウミガメがリラックスして採餌・休息できる環境が整っています。
さらに沖合すぐに深場があることで、アカウミガメが産卵のために上陸しやすい地形もプラスに働き、年間平均遭遇率は80%以上と高水準を維持しています!
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アオウミガメ・アカウミガメの行動と
見られる時期
アオウミガメは4〜10月の朝夕に草藻帯で採餌する姿が目立ち、産卵期を迎えるアカウミガメは5〜8月にかけて北側の沖合で休息する傾向があります。
いずれも満潮から干潮に切り替わる時間帯が浅瀬に近づくタイミングです!
産卵・孵化シーズンと観察マナー
アカウミガメの産卵は5月下旬から始まり、8月にピークを迎えます。
孵化は8〜10月の夜間が中心。
ライト照射は視覚を奪う原因となるため厳禁で、巣穴周辺を踏み固めないよう十分注意してください。
ウミガメと安全にシュノーケリングを
楽しむための注意点
水面にいるウミガメの真上をふさぐと呼吸を妨げてしまいます。
最低3 mの距離を保ち、驚かせないよう静かに横から並走するイメージで観察しましょう。
フィンで砂を巻き上げないよう膝を伸ばしたキックを意識することや、紫外線吸収剤を含まないリーフセーフ日焼け止めを使用し、サンゴへの影響を抑えることも重要です!
観察マナーと保護活動の最新情報
触る・追う・餌付けはストレスと感染症リスクを高めるため絶対に避けてください。
石垣市海洋生物研究会では、ツアー料金に含まれる基金で衛星タグの装着や漂着ゴミの回収を行い、ウミガメを次世代へ継承する取り組みを進めています。
旅行者が撮影した甲羅模様の写真が個体識別に活用されるケースもあり、あなたのワンショットが学術研究に役立つかもしれません!
ウミガメと泳げる!
幻の島のシュノーケリングツアー
幻の島ツアーは半日コースと青の洞窟を組み合わせた一日コースが人気!
いずれも専門ガイドが海況とウミガメの位置を把握して案内するため、初心者でも安心して参加できます。
短時間で楽しめる!半日ツアー
干潮1時間前に出航し、草藻帯を中心に巡る短時間勝負型。
船酔いリスクが低く、滞在時間の短い旅行者に人気です♪
予約時は「幻の島でウミガメに出会うこと」に特化した専門ガイドの有無を確認すると安心度が格段に上がります。
⬇︎幻の島半日の人気ツアーはこちら⬇︎

青の洞窟&幻の島セットツアー
青の洞窟で地形シュノーケル、幻の島で白砂ビーチとウミガメを満喫できる贅沢プラン!
ドローン撮影やGoPro貸出が付くパッケージもあり、1日で「陸・海・空」すべての絶景を制覇できます。
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幻の島でのウミガメ観察
シュノーケリングを最大限楽しむコツ
幻の島を思い切り満喫する鍵は「タイミング」と「装備」の二つです。
タイミング
まずは潮汐表で干潮時刻をチェックし、ウミガメが浅瀬へ集まりやすい時間帯に合わせてツアーを予約しましょう。
◆時期別のおすすめ時間帯 ◆潮汐・天気の同時チェック
潮位80 cm以下を示す干潮時刻を潮汐表で確認し、その前後1時間に合わせるのがベスト。
4〜6月・9〜10月は朝8〜10時が快適。真夏(7〜8月)は日差しが和らぐ15〜17時が泳ぎやすく、夕焼け写真も狙える。
無料アプリ「潮汐なび」「TideGraph Pro」などで石垣島を登録し、潮位80 cm以下かつ風速5 m/s未満・波高1 m未満の日を選ぶと初心者でも安心。
◆大潮より中潮が揺れにくい
干満差が大きい大潮は船が揺れやすい。船酔いが気になる人は中潮で潮位80 cm以下の日を狙うと快適。
◆出発前日の最終確認
南風や北東の強風で透明度が落ちる場合があるため、前日夕方にガイドへ海況を問い合わせておくと失敗しにくい。
装備
日差しや水温に合わせた服装と、海中での安全を確保するギアを準備しておくことで、快適さとエコフレンドリーを両立できます。
水温が下がる12〜2月はフルスーツをレンタルすると冷えを防げますが、春から秋にかけてはUPF50+のラッシュガードとレギンスで十分です。
サンゴで足を傷つけないよう、底がしっかりしたリーフシューズを履くと安心♪
荷物は防水バッグにまとめ、カメラやスマートフォンなどの電子機器を波しぶきから守りましょう!
◆速乾ラッシュガードとレギンス
◆防水スマホケースまたは水中カメラ
◆酔い止め薬と常備薬
◆帽子・サングラス・バスタオル
◆500 ml以上の飲料水
まとめ
幻の島で最高の体験を得るコツは
- 潮汐表を読み干潮タイミングのツアーを早めに予約すること
- 遭遇率90 %超の専門ガイドを選ぶこと
- 国際基準に沿った観察マナーを守ること
環境に優しい装備を整え、複数のビーチを組み合わせれば、幻の島の海の魅力を余すところなく楽しむことができます。
幻の島は自然が創り出す奇跡のステージ!
正しい知識と責任ある行動で、ウミガメとの感動的な出会いを未来へつなげましょう。
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