バラス島と幻の島(浜島)の違いとは?場所や魅力について徹底解説!
目次
地図にはない砂浜でできた無人島!幻の島(浜島)とは?
国内旅行を考える上で、暖かい土地を目指すのであれば優先的に候補に挙がるのが沖縄県ではないでしょうか。
夏には国内でもトップクラスの美しさを誇る海辺での遊びなどを楽しむことができ、冬でも温暖な気候の中で寒さに凍えることなく観光を堪能できるのが沖縄の魅力です。
そんな沖縄県において知る人ぞ知る隠れた名所として人気を集めているのが、幻の島とも称される浜島です。
今回は沖縄県への旅行を検討されている方へ向けて、幻の島こと浜島に関するさまざまな観光情報をご紹介いたします。
幻の島(浜島)の魅力
浜島の最大の魅力として挙げられるのが、その特異なロケーションです。
浜島は石垣島と同じ八重山諸島に属しているスポットで、島と言っても地図には記載されていません。
浜島は、島全体が三日月形の砂浜で形成されており、引き潮の時間にだけ海中から姿を見せてくれる島なのです。
四方を青い海に囲まれた白砂のビーチという美観と、限られた時間にだけ訪れることができるという貴重さを含めて、浜島は幻の島と呼ばれて親しまれているのです。
幻の島(浜島)への行き方
浜島は引き潮の時間にしか姿を現さないという性質上、島への正式なフェリーや高速船などが用意されているわけではありません。
そのため、浜島へ訪れるためには石垣島などの離島に足を運び、そこで浜島行きの観光ツアーに参加する必要があります。
下記で詳細にご紹介させていただきますので、ぜひチェックしてください!
石垣島から船で約30分!
浜島に行くためのルートとして広く利用されているのが、石垣島からツアーに参加して、船で30分ほどかけて移動するという手段です。
石垣島ではいくつかのショップが浜島行きのツアーを午前と午後にそれぞれ用意しており、人気の島である石垣島観光とセットで回れる点が魅力となっています。
小浜島から船で約15分!
もう1つ利用されることが多いルートとして挙げられるのが、石垣島から行くことができる小浜島に行った上で、そこでツアーに参加して浜島へ向かうというルートです。
小浜島は二次離島であり石垣島を経由しなければ訪れることができない島ですので、こちらのルートの利用は小浜島観光と併せて楽しみたいというケースになるでしょう。
小浜島から移動する場合は、船に乗って15分ほどで浜島に到着します。
幻の島(浜島)へ行く際のおすすめの服装と持ち物
浜島はビーチだけで構成されている島なので、砂浜の上を気兼ねなく歩けるようにビーチサンダルを持参しておくことをおすすめします。
周囲に風を遮るものがないため、訪れる時期によっては軽い羽織りがあっても良いかもしれません。
また、日焼けをしてしまわないよう、肌に合う日焼け止めなどを持っていきましょう。
砂浜や海面からの照り返しも強いため、目の日焼けを避けるためにサングラスを持っていくのもおすすめです。
幻の島(浜島)上陸にはツアー参加必須!幻の島で楽しむおすすめアクティビティ
上でも触れた通り、浜島へ上陸するためには現地でツアーに参加することが必須となります。
ツアーによってはただ上陸するだけでなく、各種アクティビティを含めて楽しむことができるのが浜島の魅力です。
ここからは、浜島で楽しむことができるアクティビティなどをご紹介させていただきます。
シュノーケリング
浜島で楽しめるマリンアクティビティとして、まず名前が挙がるのがシュノーケリングです。
シュノーケルを身に付けて海中に潜れば、水中メガネによって視界が確保され、呼吸用の筒を介して顔を上げずに呼吸をすることができるようになります。
普通に泳ぐのとは比べものにならないほど、思う存分浜島の海を楽しむことができるでしょう。
体験ダイビング
シュノーケリングと並んで高い人気を集めている体験ダイビングでは、本来ライセンスがなければ参加することができないダイビングを体験できるのが魅力です。
シュノーケリングと比べてより深い海へ、長時間にわたって潜り続けることができるのがダイビングの魅力であり、まるで海の一員になったかのような神秘的な体験を味わえます。
もちろん、インストラクター帯同の上で万全の安全性を確保しながらダイビングを楽しむことができますので、ぜひチャレンジしてみてください!
チャーターツアー
浜島へのツアーでは、チャーターツアーも人気プランの1つとなっています。
チャーターツアーを選択すれば、他のグループに気兼ねすることなく自由なムードの中で観光を楽しむことができ、幻の島での体験をより特別なものにしてくれるでしょう。
チャーターと聞くと身構えてしまいがちですが、意外と気軽に利用できるのもこちらのツアーの魅力です。
他人気スポットとセットでお得!幻の島(浜島)含むおすすめツアー
浜島行きのツアーにはさまざまな選択肢があり、複数のアクティビティを同時に楽しめるものや、他の人気スポットへの観光を合わせて楽しめるものが存在しています。
ここでは、それらのいくつかの要素を組み合わせたツアープランを簡単にご紹介いたしますので、旅行を計画する際の参考にしてみてください!
シュノーケリング&体験ダイビング
セットツアーにおける人気プランの筆頭に挙げられるのが、シュノーケリングと体験ダイビングを合わせて楽しめるというものです。
シュノーケリングとダイビングには異なる魅力があり、海の浅い部分と深い部分、それぞれの美しさを続けて体験すれば、浜島の海をより深く知ることができるでしょう。
せっかくの貴重な浜島観光ですので、2大マリンアクティビティにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
シュノーケリング&体験ダイビング&釣り
シュノーケリングと体験ダイビングに加えて、釣りにも参加することができるセットも大人気となっています。
浜島を含む八重山の海は豊かな生態系に恵まれた海域であり、釣りにも大変適しているスポットです。
初心者からベテランまでしっかりと釣りの醍醐味を味わうことができますので、セットになったツアーへの参加が大変おすすめです。
シュノーケリング&マーメイドフォト
マーメイドフォトとは、人魚の尾ひれなどの装飾を身に付けて、美しい浜辺でおとぎ話のような写真を撮ることができるツアープランです。
浜島のきらめく砂浜と海の前で撮るマーメイドフォトはSNS映え抜群なので、一生の思い出に残ること間違いありません。
シュノーケリングとセットで楽しむことができるため、とても人気を集めているツアーになっています。
シュノーケリング&竹富島観光
竹富島は、沖縄県の中でもとりわけ原風景的でノスタルジックな光景と文化が遺されている島として知られており、観光地として高い人気を誇っています。
同じ八重山諸島に属していることから浜島とセットで観光できるツアーが多く開催されており、沖縄県の新たな一面と出会うことができるでしょう。
特にシュノーケリングと併せて楽しむ観光ツアーは、常に多くの人々からの人気を集めています。
体験ダイビング&竹富島観光
竹富島観光は、上記のシュノーケリングだけでなく体験ダイビングと併せて楽しむことも可能です。
竹富島には琉球王国の時代から脈々と受け継がれてきた生活の風景が残された集落が存在しており、極めてディープな観光旅行を楽しめるスポットだと言えるでしょう。
それぞれがまったく異なる魅力を浜島と竹富島の両方へ足を運べば、沖縄旅行通と言っても過言ではありません。
サンゴ礁の欠片だけでできた無人島!バラス島(奇跡の島)とは?
幻の島こと浜島に続いて、奇跡の島と称されるバラス島についてご紹介いたします。
バラス島は、歩いて数分で回ることができる小規模な島です。
島全体がサンゴによって構成されており、こちらも満潮の時間には海中に没してしまいます。
ここからは、そんなバラス島について詳しく見ていきましょう。
バラス島の魅力
バラス島の魅力としては、なんと言ってもその美しさが挙げられます。
サンゴだけで形作られた島はその全体がサンゴの石灰質によって白く染まっており、視界一面に純白の浜辺が広がる幻想的な風景と出会うことができるのです。
青い海と白い島のコントラストはまさに絶景と呼べるもので、浜島と並ぶ絶好のフォトジェニックスポットとなっています。
CMやPVなどのロケ地としても数多く使用されており、その美しさは折り紙付きです。
バラス島への行き方
バラス島は、小さくて時間帯によっては消えてしまう島であり、浜島と同じく通常の交通機関で訪れることはできません。
八重山諸島に位置する人気の島の1つ、西表島から北へ5.4kmほどの位置にあることから、西表島からのツアーによるアクセスが基本となります。
西表島から約10分
西表島からバラス島までは、島にあるアクティビティショップなどで開催されているツアーに参加すれば、船で約10分の所要時間で到達することが可能です。
基本的に上陸に適した干潮の時間帯を狙ってツアーが開催されることになるため、その時間を逃してしまうと参加することができません。
バラス島観光を計画されている場合には、旅行日程のタイムスケジュールを細かく管理しておきましょう。
バラス島へ行く際のおすすめの服装と持ち物
バラス島に行く際には、浜島に行くのと同じような格好で問題ありません。
しかし、1つ注意しておきたいのが、ビーチサンダルの重要性です。
バラス島を構成している白砂はすべてサンゴの破片であり、素足で歩こうとするとチクチクと痛いので要注意です。
そのため、安心して快適にバラス島の散策を楽しむためには、ビーチサンダルをはじめ、素足で歩かずに済むよう何かしら足を保護できる履物を確保していきましょう。
バラス島上陸にはツアー参加必須!バラス島で楽しむおすすめアクティビティ
バラス島に行くためにはツアー参加が必須であり、こちらもアクティビティなどと同時に島への上陸を楽しむことができるツアーが盛んに開催されています。
以下にツアーとアクティビティに関する情報をご紹介いたしますので、旅行に備えてチェックしておきましょう。
シュノーケリング
沖縄県におけるアクティビティの王道であるシュノーケリングは、もちろんバラス島へのツアーでも人気のアクティビティとなっています。
シュノーケリングは老若男女を問わず安全に参加できる点が魅力であり、バラス島のロケーションで行うシュノーケリングは一生の思い出に残るでしょう。
バラス島へ足を運ぶのであれば、ぜひシュノーケリングにも参加してみることをおすすめします。
他アクティビティとセットでお得!幻の島(浜島)含むおすすめツアー
八重山諸島は石垣島と西表島という諸島の顔とも呼べる2島を中核としつつ、数多くの魅力ある離島群が点在しているのが大きな特徴となっています。
そんな八重山諸島ならではの旅行プランとしておすすめなのが、ツアーを利用しながらさまざまな島を巡ってみるというものです。
島への観光とアクティビティがセットになったツアープランをご紹介いたしますので、参考にしていただければ幸いです。
シュノーケリング&由布島観光
西表島とセットで足を運ぶ方が多いのが、西表島とわずか400mの浅瀬だけで隔てられた位置にある由布島です。
由布島はその全体が亜熱帯植物園として整備されているのが特徴で、ヤシの木やハイビスカス、ブーゲンビレアといった亜熱帯の植物が咲き誇っている光景と出会えます。
水牛車などの見所も数多く存在しており、シュノーケリングと併せて楽しめるツアーに参加すれば、この上なくリラックスした旅行のひと時を過ごすことができるでしょう。
シュノーケリング&鳩間島観光
西表島から約5km北に位置している鳩間島は、観光地化されていない島ならではの美しいロケーションと出会えることが大きな魅力の島になっています。
鳩間ブルーと称される海は極めて美しく、2005年には日本テレビ系列で放送された「瑠璃の島」というドラマのロケ地にも選ばれたほどです。
プリミティブな景観が保たれている海には観光客が殺到しすぎることもありません。
徒歩で回れるコンパクトな島で、最高の観光体験を楽しめること間違いなしです!
まとめ
今回は、幻の島と呼ばれる浜島と奇跡の島と呼ばれるバラス島に関する情報を中心に、さまざまな情報をご紹介いたしました。
魅力ある島々が数多く揃った沖縄県の中でも、この2島の魅力は非常に独自性の高いものだと言えるでしょう。
非日常の極みと呼べるような幻想的な風景に出会いたいのであれば、ぜひ石垣島や西表島を介して、2つの島へも足を運んでみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。