今注目されている沖縄の離島3選(幻の島・バラス島・ユニの浜)をご紹介!
目次
一生に一度は訪れたい!今注目されている絶景の無人島をご紹介
日本にはいくつかの無人島が存在していますが、中でも絶景で有名なのが、沖縄県にある幻の島・バラス島・ユニの浜の3カ所です。
そこで今回の記事では、一生に一度は訪れてみたい無人島3カ所を詳しくご紹介します。
おすすめのツアー情報もお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください!
TVやCMでも注目される無人島!潮位によって姿を変える「幻の島」とは?
まずご紹介するのは、石垣島と西表島の間に位置する幻の島です。
浜島という名を持つ幻の島は、時間帯によって姿を現したり、形が変化したりする島です。
島の出現は潮の満ち引き次第で、満潮時には島の姿はほぼ見えませんが、潮が引くとその姿を現します。
島の形は三日月型や楕円型など、さまざまに変化しますが、最大で約300m程度の大きさになります。
島全体が砂浜になっており、景色を遮るものが無い上に、周囲をエメラルドグリーンの海で囲まれているので、非常に写真映えする光景を楽しむことができるのも特徴的です。
幻の島(浜島)の場所・行き方
幻の島は石垣島と西表島の間にある離島なので、車・自転車・徒歩などでは行くことはできません。
また、島までの定期便も無いため、個人で行くことはほぼ不可能です。
結論として、幻の島に行くには、現地で開催されているアクティビティツアーに参加するしか手段はありません。
幻の島へのツアーは石垣島や小浜島、竹富島などから発着しています。
忘れられない絶景!幻の島での遊び方
幻の島では、まずその絶景を楽しむことがメインになるでしょう。
島の360度を澄み切った青い海が取り囲み、足元には白い砂浜が広がっている光景は、素晴らしいグラデーションになっていて壮観です。
あまりの美しさから、CMやPV撮影でもたびたび利用されているほどです。
その美しい景色を写真に収めたり、ウェディングフォトを撮影したりするのが定番の楽しみ方といえるでしょう。
もし人が少ない時間帯を選びたいのであれば、午前中のツアーに申し込むのがおすすめです。
また、幻の島周辺にはサンゴ礁群も数多くあるので、シュノーケリングやダイビングも楽しむことができます。
おすすめの幻の島(浜島)ツアー
ここからは、幻の島関連のおすすめツアーをいくつかご紹介します。
目的やメンバーによって最適なツアーを選べるくらいに幅広い内容のツアーが開催されています。
幻の島に行くためにはツアーへの参加が必須なので、ぜひ島への上陸のついでに、マリンアクティビティも体験してみてください!
上陸のみクルージング
このツアーは、幻の島への上陸のみを体験できる内容になっています。
発着は小浜島で、船で約10分程度の所要時間です。
比較的乗船時間が短いので、船酔いしやすい方にもおすすめのツアーです。
ツアーの料金には、体験料とライフジャケット代が含まれています。
また、このツアーに参加する際には、濡れても良い服装と履物、タオル、着替え、日焼け止め、飲み物などを準備しておきましょう。
シュノーケリング
幻の島への上陸とシュノーケリング体験がセットになっているツアーは人気があります。
ツアー内容にもよりますが、半日程度で終わるツアーから、丸1日かけて行うツアーまで幅広く用意されています。
半日程度のツアーであれば約3時間の内容になっており、他の予定とも組み合わせやすいでしょう。
また、ツアーには必ずガイドが同行しているため、初心者から小さなお子様まで安心して参加することができます。
体験ダイビング
体験ダイビングもシュノーケリングと同様に、短時間から長時間のツアーまで幅広く用意されています。
シュノーケリングよりもさらに深くまで潜ることができるので、サンゴ礁や熱帯魚を近くで見ることもできるでしょう。
また、運が良ければ、ウミガメやマンタなどにも遭遇できるチャンスがあるので、忘れられない体験になるのは間違いありません。
ダイビングのライセンスが無くても、ある程度の深水までは潜ることができるほか、こちらのツアーにもガイドが同行していますので、安心して参加することができます。
チャーター
このツアーは、半日〜1日ボートを貸し切って楽しめるプランです。
船1隻を丸ごと貸切にできるので、プライベートな空間を作りたい方や新婚旅行、社員旅行、家族旅行、記念日などに利用されたい方におすすめです。
貸切にできるからこそ、行き先を自由に選べる点も魅力の1つで、例えば石垣島・小浜島・竹富島・黒島・西表島・鳩間島などに行くことができます。
また、マリンアクティビティもオプション料金を追加することで体験することができたり、ウェディングフォトを人が少ない時間を狙って撮影できたりもします。
幻の島に行く際の注意点
幻の島に行きたい方は、定期船が無いことを考慮して、事前にツアーなどに申込みをしておくようにしましょう。
また、幻の島は潮が引いた時に現れる砂浜の島なので、周囲に建物や背の高い植物などの日差しを遮るものが一切ありません。
そのため、日焼け対策ができるような日焼け止め・サングラス・帽子・ラッシュガードなどを準備しておくようにしましょう。
そして、幻の島までは船に乗ることになるため、島に行く前に飲酒をするのは避けるようにしてください。
サンゴの欠片でできた島「バラス島」とは?
バラス島とは、沖縄県の西表島から北方沖に約5.4kmの位置にある無人島です。
西表島と鳩間島の間にあり、面積は1キロ㎡ほどです。
この島はサンゴ礁の欠片によって形成されているのが大きな特徴で、干潮時にのみその姿を現すため、奇跡の島とも呼ばれています。
バラス島の名前の由来は諸説ありますが、砂利という意味の英単語であるバラストから来ているという説があります。
バラス島の場所・行き方
西表島の上原港から約3km程度沖の位置にあるバラス島に行くには、マリンショップや旅行会社などのツアーに参加することが必須になります。
約3kmですが、自力で泳いで上陸するのは現実的とはいえません。
ツアーの船に乗れば、西表島から約10分程度で到着します。
ちなみに西表島までは、石垣島から船で約40分なので、日帰りでもバラス島には行くことができます。
確実に行きたい日時がある場合には、ツアーを事前に予約しておくのがおすすめです。
島周辺は生き物の宝庫!バラス島での遊び方
バラス島周辺の海は透明度が高く、さらに魚が多かったり、エダサンゴも発達していたりするので、シュノーケリングやダイビングなどを楽しむのもおすすめです。
西表島は一年を通して温暖な気候が持続しているので、バラス島上陸ツアーやその関連ツアーが、一年中開催されています。
観光客が多く、ツアーの予約も多いのは夏休みやシルバーウィークなどの時期である7〜9月なので、ゆったり楽しみたい方は、比較的オフシーズンである10月から4月の間に訪れるの
がおすすめです。
おすすめのバラス島ツアー
それではここからは、バラス島のおすすめツアーをいくつかご紹介します。
バラス島への上陸だけでなく、アクティビティや観光などとセットで開催されているツアーが多いです。
西表島周辺に滞在予定がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
シュノーケリング
バラス島で体験できるアクティビティの中では、シュノーケリングが最も人気があります。
バラス島の周辺には、石西礁湖という日本最大級のサンゴ礁群が広がっているので、西表島に来た際にはぜひ見た方が良いスポットの1つです。
ツアーに同行しているガイドが、当日の海の状況を見て、高確率でウミガメと出会えるスポットに案内してくれるので、思い出に残るひと時を過ごせるでしょう。
また、ツアー中に撮影された写真データを、無料でプレゼントしてもらえるサービスもあります。
世界遺産西表島でのカヌー・SUPとセット
上記の通り、バラス島では楽しいひと時を過ごすことができますが、もちろん西表島でも特別なひと時を過ごすことができます。
西表島は90%以上をマングローブ原生林で埋め尽くされており、この林の中を流れている川をカヌーやSUPで移動するアクティビティが人気です。
まさに非日常感を味わえるような空間を、手軽に楽しむことができます。
バラス島への上陸とセットで楽しむ場合には、ほぼ丸1日かかるツアーが多いです。
由布島観光とセット
バラス島へのツアーの中には、由布島観光とセットになっているツアーもあります。
由布島とは、八重山諸島の一角を担っている小さな離島で、西表島からは水牛車でアクセスします。
車内には島唄の生歌と三線の音色が響き渡っており、非日常感を楽しむことが可能です。
由布島は、まさに亜熱帯の世界といった植物園のような空間が広がっています。
バラス島に行く際の注意点
バラス島には遮るものが何もありません。
島の周囲には海だけが広がっているので、紫外線対策と熱中症予防をしっかりと行いましょう。
また、服装も濡れても良い服装で、足元もサンゴで足を傷付けないような履物を身に付けるのが重要です。
そして、島にはお店や自動販売機なども無いため、飲み物なども事前に準備してから向かいましょう。
また、ゴミ箱も無いためゴミは必ず持ち帰り、他の場所から生物を持ち込まないようにしてください。
干潮時のみ現れる幻の島「ユニの浜」とは?
ユニの浜とは、宮古島伊良部大橋の脇に位置する離島で、潮の満ち引きによって現れます。
島の360度が海に囲まれている状態なので、海の真ん中に立っているような感覚を楽しめます。
比較的浅瀬に位置しているので、小さなお子様でも訪れやすい島です。
潮の満ち引きで形状が変化するので、2度と同じ大きさと形にならないのも魅力の1つです。
ユニの浜の場所・行き方
ユニの浜は、伊良部大橋のすぐ近くにある島で、島が現れると小さな砂浜を橋から見ることができます。
無人島である上に橋からそれほど離れていないので、船の定期便はありません。
そのため、マリンショップなどでカヤックやSUPを借りて向かうことになります。
その日の海の状況にもよりますが、約15分前後でたどり着くことができます。
都会の喧騒とかけ離れた癒しの時間!ユニの浜での遊び方
ユニの浜は砂浜で何も無い離島なので、その神秘的な島の存在を楽しむことがまずおすすめです。
写真撮影をしたり、のんびり過ごしたりすることが多いようです。
特に島に行くまでの道中も含めて楽しむ方が多く、夕方頃に向かえば、サンセットも同時に楽しむことができるのでおすすめです。
カヤック・SUP・カヌーなどの初心者の場合は、ツアーに申し込むと安全に過ごすことができるでしょう。
ユニの浜に行く際の注意点
ユニの浜は常時現れているわけではないので、島に行ける時間帯は限られています。
行ける時間帯については、事前にアクティビティの運営会社などに確認を取るようにしましょう。
また、当日の天候によっても上陸の可否が変わるため、必ず行けるわけではないことを把握しておきましょう。
まとめ
今回の記事では、沖縄県の幻の島を中心に3カ所の無人島をご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?
無人島は潮の満ち引きによって姿を現すので、まさに神秘的な場所です。
全ての島に定期便は無いので、ツアーに参加することが必須になりますが、忘れられないひと時を過ごすことができるので、沖縄に訪れた際にはぜひ上陸をご検討してみてください!